ジムが続かなかった人に、テコンドー道場が合うかもしれない5つの理由

「運動を始めよう」とトレーニングジムに入会したものの、いつの間にか足が遠のいてしまった。

そのような経験がある方もいるのではないでしょうか。

もちろん、ジムでのトレーニングが好きで、長く続けている方も大勢います。好きな時間に、自分のペースで集中して運動できることは、トレーニングジムの大きな魅力です。

一方で、一人で運動することや、自分で予定を決めることが苦手な方には、テコンドー道場の仕組みのほうが合う場合があります。

今回は、赤羽道場で大人や子どもが練習を続けやすい理由を、道場を運営する立場から考えてみます。

目次

1.一人ではなく、仲間と練習できる

トレーニングジムでは、自分でメニューを決め、一人で運動することが多くなります。

一人で集中して取り組める方には適していますが、誰とも話さずに黙々と続けることが難しい方もいると思います。

赤羽道場では、子どもは子どものクラス、大人は大人のクラスに分かれ、それぞれの年齢や目的に合わせた練習を行っています。

子ども同士で励まし合ったり、大人同士で技を確認したり、練習後に雑談をしたりする中で、自然と横のつながりが生まれます。

家族会員として、お父さんやお母さんが子どもと一緒に練習しているご家庭もあります。

「運動をしに行く」という目的に加えて、「友達・仲間に会いに行く」という気持ちが生まれることも、練習を続ける支えになるのだと思います。

2.決まった曜日と時間だから、予定に組み込みやすい

トレーニングジムは、朝から夜まで営業しているところが多く、好きな時間に利用できます。

これは大きな利点ですが、いつでも行けるからこそ、

「今日は雨だから明日にしよう」

「少し疲れているから、今日は休もう」

と先延ばししてしまうこともあります。

赤羽道場の練習は、週3回の決まった曜日、決まった時間に行っています。その時間を逃すと、次の練習日まで待たなければなりません。

一見すると不便に感じるかもしれませんが、練習日を予定として固定しやすく、「今日は練習の日だから行こう」と自分を動かすきっかけになります。

行く前は少し気が重かったとしても、練習後には「今日も来てよかった」と感じる日があります。

その経験を繰り返すことで、道場へ通うことが少しずつ生活のリズムになっていきます。

3.何をすればよいか迷いにくい

トレーニングジムにはさまざまな器具があり、トレーナーに質問すれば、使い方やトレーニング方法を教えてもらえます。

ただ、初めての方にとっては、トレーナーへ声をかけること自体に緊張する場合があります。

そもそも初心者の方は、「何が分からないのか分からない」という状態です。

「分からないことがあれば聞いてください」と言われても、何を質問すればよいのか分からないことがあります。

赤羽道場では、指導員が全体の様子を見ながら練習を進めています。動きに迷っている方や、説明を理解しづらそうにしている方がいれば、なるべくこちらから声をかけ、個別に説明するようにしています。

練習中だけでなく、練習が終わった後の会話でも質問できます。

質問する側だけに任せるのではなく、指導員の側から様子を見て声をかけること。そして、質問しやすい雰囲気をつくることも、指導の一部だと考えています。

4.体力づくりだけでなく、技を覚える面白さがある

テコンドーの練習では、上半身と下半身を使い、全身を満遍なく動かします。

筋力トレーニングだけでなく、柔軟運動、基本動作、ミット蹴り、型、組手など、さまざまな練習を行います。

そして、テコンドーには技を身につける面白さがあります。

ハイキック、かかと落とし、飛び後ろ回し蹴りなど、最初は難しく見える技も、段階を踏んで練習することで、少しずつ形になっていきます。

昨日までできなかった動きができるようになる。新しい技を覚える。審査を受けて帯の色が変わる。そして、いつか黒帯を目指す。

単に運動量をこなすだけでなく、「技を身につける」「級や段を上げる」という目標があることも、続ける楽しさにつながります。

武道の黒帯を目指すことは、日常生活ではなかなか経験できない、少し変わった面白い挑戦です。

5.初めて来たときの不安を忘れない

武道の道場に対して、

「怖い先生がいそう」

「厳しく怒られそう」

「痛いことをさせられそう」

というイメージを持つ方もいると思います。

私自身も、初めて武道を始めたときには、同じような不安がありました。

そのため赤羽道場では、体験や見学に来た方に対して、先生だけでなく、道場生にも優しく丁寧に接してもらうことを大切にしています。

経験者にとっては当たり前の言葉や動きでも、初めての方には分からないことがたくさんあるからです。

また、私は指導する側の感覚だけにならないように、料理教室やキックボクシングなど、テコンドーとは異なる分野の体験教室にも参加しています。

料理教室に参加したときには、専門用語を多用せず、見本を見せながら丁寧に教えてもらえることの安心感を学びました。

キックボクシングジムを体験したときには、施設がきれいに掃除され、気持ちよく練習できる環境の大切さを実感しました。

先生という立場に慣れるほど、初めて来た方の緊張や戸惑いを忘れやすくなります。

だからこそ、自分自身も定期的に「初めて体験する人」になり、体験者から見た教室の雰囲気や、初めて教わるときの感覚を忘れないようにしています。

自分に合う運動方法を見つけることが大切

トレーニングジムには、自由な時間に、自分のペースで集中して運動できる良さがあります。

テコンドー道場には、決まった時間に仲間と集まり、先生から教わりながら、技や級を目標に練習できる良さがあります。

どちらが優れているということではありません。

一人で自由に進めるほうが続きやすい人もいれば、仲間や予定、目標があるほうが続きやすい人もいます。

これまでトレーニングジムが続かなかったとしても、「自分は運動が続かない人間だ」と決めつける必要はありません。

運動そのものが嫌いなのではなく、一人で取り組む方法や、自由度の高い仕組みが自分に合っていなかっただけかもしれません。

赤羽道場では、体験や見学に来た方にも、できるだけ分かりやすく、安心して参加していただける練習を心がけています。

運動を続けられる場所を探している方にとって、テコンドーが一つの選択肢になればうれしく思います。

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