からだにフィットする「高くて、きれいな蹴り」のつくり方

ハイキックは特別な体だけの技ではありません。正しい順番で練習すれば、初めての方でも“スッと上がる実感”が得られます。今日は、女性にやさしい方法で、高さと美しさを同時に育てるコツをご紹介します。


目次

1. 美しい蹴りの基準(高さは“結果”)

  • 軌道:まっすぐ・しなやか
  • 姿勢:体幹がブレない
  • フィニッシュ:一瞬静止→静かに戻す
  • 目線・呼吸:ターゲットを見据え、静かな呼吸
    まずは“姿勢と軌道”を整え、可動域はあとから伸ばします。

2. 5分ウォームアップ(各30〜40秒×2周)

  • 足首サークル&背屈ドリル
  • レッグスイング(前後・左右)※骨盤は正面
  • 骨盤の前傾・後傾リズム
  • 片脚バランス(膝をやや高く)
    ※体調に合わせて強度を調整してください。

3. C.H.I.C.の法則(高さと美しさを同時に)※少し専門的な話

  • C = Chamber(畳む):膝を先に高く、タイトに
  • H = Hip Pivot(股関節&軸足):支持足を外に回し、骨盤で方向づけ
  • I = Inline Posture(一直線):みぞおち〜骨盤〜支持足が1本軸
  • C = Control(制御):出す→止める→静かに戻す

4. 蹴り別ミニコツ(道場で最初に習う3つの技)

前蹴り(アプチャギ)

  • 先に膝を高く→つま先やや伸ばし、甲を見せる
  • 1秒静止→静かに畳んで戻す

回し蹴り(トルリョチャギ)

  • 支持足を45〜90°外向きに
  • 最後の15cmを“スッ”と切る意識

横蹴り(ヨプチャギ)

  • 膝を胸前で高く畳む→踵で押す
  • 戻しの静かさが“美しさ”

よくある質問(5つ)

Q1. 体が硬いのですが大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。畳む→回す→伸ばすの順で行えば、硬さがあっても上がります。まずは“膝を先に高く”が合図です。

Q2. 未経験・年齢が気になります。
A. 強度を自在に調整できるため問題ありません。最初は回数を抑え、姿勢と呼吸から始めてください。

Q3. 脚が太くなりませんか?
A. 低〜中負荷で体幹とお尻の活性を中心に行うため、多くの方は“ラインが整う”実感があります。

Q4. どのくらいで高さが上がりますか?
A. 週2回・30日で“上がりやすさ”を感じる方が多いです。動画で毎週チェックすると変化が明確になります。


体験のご案内

所要:約120分/持ち物:動きやすい服・飲み物・タオル。
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