どれくらいで開脚できるようになる？

開脚できるようになるまでの一般的な目安

1. 「今より柔らかくなる」レベル:
   • 現在より股関節の可動域を広げたり、開脚の角度を広げたりする程度であれば、1ヶ月程度の継続的な取り組みで効果を実感できることが多いです。
   • 2日に1回ペースでも、毎日少しずつでも、継続することが非常に重要です。
2. 「180度開脚（ベターッと開ける）」レベル:
   • これはかなり高い目標で、多くの人にとっては数ヶ月かかる可能性があります。生まれつきの骨格や筋肉の特性も影響するため、個人差はありますが、テコンドー独自のストレッチをすることで高い蹴りができるような股関節の柔らかさは身に付きます。
     赤羽道場では40代で始めた男性が、ベターッと開けるようになった事例も多くあります。
   • 特に体が硬いと感じる方でも、毎日継続的に正しい方法でストレッチを行えば、数ヶ月で柔軟性が向上するという声もあります。

テコンドーが柔軟性向上に効果的な理由

テコンドーの練習には、以下のような柔軟性向上のための要素が自然と組み込まれています。

• ウォームアップとクールダウンのストレッチ: 練習の前後で股関節やハムストリングス（太もも裏）、内転筋（太もも内側）などを中心にしっかりとストレッチを行います。
• 蹴り技の反復練習: 実際に蹴り技を行うことで、筋肉がダイナミックに伸び縮みし、可動域が広がっていきます。
  • 高い蹴りを出すためには柔軟性が不可欠なため、自然と柔軟性を高める意識が芽生えます。
• バランス感覚の向上: 片足立ちで蹴る動作が多いので、体幹が鍛えられ、柔軟性を維持しやすい体になります。

より早く開脚できるようになるためのポイント

1. 継続は力なり:
   • 週に数回でも良いので、とにかく継続することが最も大切です。無理に毎日やるよりも、2日に1回でも良いので、習慣にすることが重要です。
   • お風呂上がりなど、体が温まっている時にストレッチを行うと、より効果的です。
2. 正しいフォームで無理なく:
   • 無理やり痛いところまで伸ばすのではなく、「少し痛気持ちいい」と感じる程度で20秒〜30秒キープしましょう。痛すぎると筋肉が逆に緊張してしまいます。
   • 道場の先生の指導のもと、正しい開脚のフォームを学ぶことが重要です。見せかけの柔軟性ではなく、実際に股関節が正しく可動しているかが大切です。
3. 呼吸を意識する:
   • ストレッチ中は息を止めず、ゆっくりと長く息を吐きながら筋肉を伸ばすと、より効果が高まります。
4. 地道な積み重ね:
   • 短期間で劇的な変化を求めすぎず、焦らず、地道に続けることが最終的な成功に繋がります。

テコンドーを続けることで、その華麗な足技のために必要な柔軟性は自然と身についてきます。開脚もその過程で、徐々にできるようになっていくでしょう。ぜひ楽しみながら取り組んでみてください！